このたび、治療の精度を向上させるためと、患者さんの説明用に、
デジタルカメラ、CCDカメラ付き手術用マイクロスコープを2台導入しました。
顕微鏡治療は。歯科マイクロスコープを使用して、治療部位を3倍~30倍に拡大視しながら行う方法です。
歯を削る虫歯治療、根管治療(歯の神経の治療)、補綴治療(被せたりする治療)、
歯周病治療、インプラント治療、口腔外科などほとんど全ての肉眼で行う従来の歯科治療よりも、
顕微鏡治療のほうが高精度の治療が可能になります。
顕微鏡治療の主なメリットは、
◎歯の内側など見えにくい所も拡大し見ることが出来る。
特に根管内(歯の根っこの中)の治療がやりやすい。
◎歯の削り過ぎ、虫歯の取り残しが激減する。
◎モニターで口腔内を撮影、またはライブ画像を写し出せるので、患者さんが治療内容を把握できる。
◎治療のライブ映像を映し出せるので、同伴者の方に見ていただけるし、治療を映像として記録できる。
◎LEDの手術用ライトがマイクロスコープから同軸で出ているので、術野が明るい。
などです。
マイクロスコープ治療ができない治療もありますので、従来通りサージカルルーペ(手術用拡大鏡)での治療もしています。
サージカルルーペは、肉眼による治療より高精度の治療が行えます。